価値

リア充は本当におめでてーのかについて

リア充について私見を述べる。 もともと僕がリア充という言葉を目にしはじめたのは2chの大学関係の板だったと思う。リア充が大学生と深く関わるのは一般的な見方だろう。サークルや合コンなどに精を出しているひとがリア充。こと大学生に限っては、リア充の…

山田ズーニー『おとなの進路教室。』

自分の文脈というものをさいきん意識する。問題意識や選択肢と言い換えてもいい。それを解決するため、という視点でみたとき、さまざまな情報源をスマートに、かつ深く捉えることができる。自分にスッパーンとハマるのだ。 とても好きな文章がある。 アンカ…

ほかにやり方を知らないから

いままでに図書館から得た利益(謎)を考えると、これからの人生において本を買うことをためらう必要はないように思う。利益というのはあまりにぼんやりしているので、単純化に極論を重ねて言うなら、図書館から今後の人生において1000万円に相当(謎)する…

金銭コストと時間コスト

コストといえばお金。だったから、時間コストという言葉を聞いたときはびっくりした。時間の、コスト。はじめてのケミストリーだった。 日々に時間というコストを費やしている。家でパソコンの前に座っているときもそうだし、授業中につまらない話を聞いてい…

ならば、わたしのあるべきところは

インターネットのない生活なんて考えられない。もちろん、そのせいで時間を浪費することはある。だからといって、「ネット断ち」なんていうものは考えたくもない。どこに行くにも、ネットにつながりたい。ウェアラブルとかユビキタスにはあまり興味がない。…

現在と未来、世界と格差、情報と機械と人間

未来はあるものでなく、その未来に「する」という意思、その未来に「なる」という結果のみを語るに尽きる。もちろん、あるべき姿に必ずしもできるというわけではない。意思の関わる余地なく結果がみちびかれたのだとしたら、それこそ未来はあると断言されて…

人間力

レジでまごつく老婆。白い杖が目に入る。それだけで、こんなに動揺してしまう僕っていったい。べつに僕がレジに立っていたわけではない。ただ、目の前にいたというだけだ。ところで、父は趣味で手話サークルに参加している。失礼な言い方を承知だが、だから…

一回りして戻ってくること

に対する価値は忘れたくない。それはひとを(色気を出していえば、見下さずに)認めることにもつながる。 このわたしがいつか自身を見下す希望にあるのなら、わたしは何人をも見下すまねはできまい。

授業に価値を認めないのは合理化では?

危ない橋を渡るときなんていったけれど、あらゆる選択、というか決意は、なべて危ない橋に通じるのかもしれない。 あまり関係ないけれど、今月の05日に書きかけた日記を載せておく。 わたしの狂気 一年生のころ、授業は単にいやだった。二年生のはじめごろ、…

最大限の幸福

最大限の幸福という言葉を思いついた。ひと(自分)は最大限の幸福を求めて生きるとよいのではないか、という意味だ。よい、とはどういう意味か。元気に生活できる、優れたものをつくれる、ひとにいい影響を与える、などの項目が考えられる。最大限、という…

反省・実験・個人

文体にアイデンティティを見出すことは個人サイトの利用によって強化される。総表現なんていう言葉を持ち出すつもりもないが。しかし、それ以前にも作家は文体によるアイデンティファイを感じていたのではないだろうか、と考えたとき、彼らは思想におけるパ…

自由について

いやなことから逃げるならば、将来的にもいやなことから逃げられるように心掛けねばならない。言い換えれば、いやなことから逃げられる環境を連鎖させる工夫が必要だ。そうでなければ、その判断・行動は刹那的であると評価される。それが悪であると断言する…

ライフ

304 Not Modified: 習慣に組み込む技術今の忙しいと去年の忙しいを比べてみよう。 絶対今の方が忙しいのだ。年を取るごとに忙しいの質は上がっていく。 だからこそ、思ったらすぐやらなくては、後でやることはできない。 そうなん? 大学生ってヒマらしいや…

ひとのきもち

簡単にひとを誉めることができるので、恥ずかしさや勇気はなくなる。誉められるひとにとっても同様で、いわば誉めがインフレする。評価や批判としての性能は低下する。じきに馴れ合いとよばれる。 ならば自制すべきか。誉めないことで誉めることを重みづける…

スペシャリスト

スゴイと思っている、そのひとが、ほかのひとをスゴイと思っているのを知ると、気分がいい。安心と躍起のどちらかは場合によるし、その片方が失礼なことも承知だが、それでも。 そういう場合、たいていは当人とべつなスゴイが評価されてのこと。自分のもって…

まわりに不満があるなら自分を変えろ、について

自己の精神 自身の状況(環境における現在位置) 環境 他者の精神 自己の精神とは価値観であり、その妥協は誇りに反する。できることなら自己の精神を変えたくはない。 ただし、「ひとがやらないことを自分でやる」という場合、誇りは守られ、かつ問題の端的…

学習についてさいきん切に思うこと

いままでの学習はトップダウンともボトムアップともつかないものだった。「――ならなんでも」という趣味に対する構え方は学習に対しても同様であった。枠組みの内部ではなく、その外部を指向する、枠組み自体のあいまい化または拡張に学習のあり方をみていた…

自己実現は言葉を越える

なぜ、オタクでないことに=オタクであると胸を張れるほどの「教養」がないことに、後ろめたさを感じるのだろうか。オタクという名札は単純なアイデンティファイ*1として便利である。かつ、ふつう自己実現において避けがたい生々しい苦痛が伴わないため、あ…

わたしとあなたの文脈争奪戦

馴れ合いって専門用語を駆使した学術論文に近いものがある。言葉は概念を表すが、その概念がお互いに通じていなければ言葉の意味がしぼむ。馴れ合いの場合、概念っていうのは、あのときこういうことがあったね、とか、おれってこういうやつだけどさ、みたい…

可能無限の閉鎖性

物語をひとに伝えたいときどうすればよいのか。たとえば結末を示すことは、一見、無難な勧め方である。ハッピーエンドだから大丈夫だよ、とかね。しかしハッピーエンドであることになんの価値があるというのか。いや、違う。ハッピーエンドであることを確か…

「いまを生きるわたし」または時間と情緒

気軽に何度も聴き返せるのが音楽の特徴だろう。表現のパッケージングが適度、ともいえる。もちろん、だからといってそこに込められる主張や物語が浅いということはない。しかし不思議だ。たかが数分、特別に長くても一時間程度の「曲」に、どうしてそこまで…

ネガティブ読書観

読むことや書くことは指と眼球くらいしか動かさないので、やる気とか元気を出すためのきっかけとしてはあまり優れていない。読み書きによって興奮や感心や爽快を得ることもできるが、それは「楽しいから続けることができる」という「続行」の根拠にはなって…

意味ショート

意味は代替可能だ。 課題は意味をもつ。課題は目標だ。目標はそれを片付けることで手続きが完了する。その完了をもって意味の達成を示す。うまく組み立てられた教育によって次第に目標と意味は短絡する。おかげで戦略的思考のリソースが節約され、意味の回転…

本読み・趣味

小説を読む。文学としての背景にはあまり知識がない。関心がないわけではないが、あまり気にしていない。物語に興奮するだけでもいい。頭が悪いとは思わない。ひとのひとに対する作用に、または個人の閉じた内面に、注目するときもある。思想や主張を読み取…

なぜ書くのか/書くこと

思ったことを書く。本能的できもちが元気になる点がよろこばしい。表現に関する瑣末を気にしなくてよい。その素直な性質から波長が合えば読み手のこころを強く揺さぶることも期待できる。しかし意図の介在する余地はない。姿勢による部分も少なくはないが、…

記録・情報・行間

メモをとるべきか。何のために? いつのために? カメラ。マイク。情報量として圧倒的な記録を傍らに眺めて。 そのとなりの限られた脳と手と紙とペンで何を求める。 繰り返される一回な一過。矛盾の渦にどう歯向かう。 失われるものがあるから、残そうとする…

いま・いい・わるい

多度寝した。丸々1コマサボった。2コマ目遅刻した。寒い。暑い。だるい。起きたくない。サボってはいけない。サボりたくない。サボりたい。シャワーを浴びたくない。シャワーを浴びずに行くには厳しい。朝ご飯は? 食べなくていい。食べるべきだ。結論:寝よ…

サボるという選択

05/02:1121 きょうは学校に行く気がしなかった。いまもしていない。いや、きたんだけど。この授業はクソである。つまらないしためにもならない。授業の終わりに出席レポートがあるので足を運んだまで。それにしたって、たいした意味があるわけでもない。 き…

大学

情報系の学科に所属しているのでプログラミング関係の授業があります。場合にもよるのでしょうが、いまのことろ、この手の授業は全員が理解することを目標に進められています。そのための工夫が練られていることは確かですが、その助けが必要ないレベルのひ…

問題の問題は問題?

問題を発見する能力とは何か。それはどういう能力か。どうやって身につけるのか。どれだけ難しいことなのか。だれからだれに求められるのか。どういったステータスになるのか。問題とは、あるものなのか。発見するのか。解釈するのか。自覚するのか。受け入…