情報

坂村健『ユビキタスとは何か――情報・技術・人間』

ユビキタスについてとてもわかりやすく書かれていた。おもしろかった。 技術のマネジメントやガバナンス、また理念といった、インフラ・イノベーションゆえの技術に対する接し方は大切だなあと思った。とくに、環境が人を読むのではなく、人が環境を読むのだ…

『ネットワーク系電子出版物の書誌調整に向けて――メタデータの現状と課題』

なぜ索引がない。 WARP WARP-国立国会図書館インターネット情報選択的蓄積事業 ロゴがかっこいいなw 河合美穂「国立国会図書館のインターネット資源選択的蓄積実験事業(WARP)及びデータベース・ナビゲーション・サービス(Dnavi)について」p.57 こう…

ならば、わたしのあるべきところは

インターネットのない生活なんて考えられない。もちろん、そのせいで時間を浪費することはある。だからといって、「ネット断ち」なんていうものは考えたくもない。どこに行くにも、ネットにつながりたい。ウェアラブルとかユビキタスにはあまり興味がない。…

現在と未来、世界と格差、情報と機械と人間

未来はあるものでなく、その未来に「する」という意思、その未来に「なる」という結果のみを語るに尽きる。もちろん、あるべき姿に必ずしもできるというわけではない。意思の関わる余地なく結果がみちびかれたのだとしたら、それこそ未来はあると断言されて…

ブログと文章力

自分の文体はできるかもしれない。しかしそれは文章力とは相関しない。

伝達効率を考えると

ポジティブな意図を伝える代わりにネガティブな文意に裏返すんだろうね。ムダに聡いというか(ぇ どうせ刺さらない言葉を射るよりは、全体的にずーんとのしかかる言葉をかぶせる。でもそれって結局だれにも届かないんじゃないの? とか思うのは、理想論で、…

ブログって

書いてる側にとっては現在進行で蓄積なんだけど、はじめて読むひとによっては密度の大きい前提なのですよ。という妄想。つまり、踏み台としてショートカットに使えるんじゃないかと。具体的な言葉禁止!

ピボット

外部ディスプレイを久しぶりに縦にしたくなったので、試用期限の切れていたPivot Proをレジストしました。 とりあえず寝ころんで某動画サイト(謎)を観てみました。このノートだと物理的に縦にしても立つんですけどね。これにゴロ寝deマウスEZがあれば完璧…

偶有

Winamp Advanced Visualization Studio Winampの標準う゛ぃぢゅあらいぜーしょんなんだが、はじめて使ったかもしらん。いい感じである。 機械がこういう表現をできるんだから、まいってしまう。 なかなか負荷が大きいので、ビデオ性能の高いPCが欲しくなって…

好きなもの

ニコニコ動画(RC) ‐注目のタグ ニコニコキッチン ニコニコ動画(RC) ‐注目のタグ マネーの虎 ニコニコ動画(RC) ‐マイリスト ○○ができるまで

ひとのきもち

簡単にひとを誉めることができるので、恥ずかしさや勇気はなくなる。誉められるひとにとっても同様で、いわば誉めがインフレする。評価や批判としての性能は低下する。じきに馴れ合いとよばれる。 ならば自制すべきか。誉めないことで誉めることを重みづける…

スペシャリスト

スゴイと思っている、そのひとが、ほかのひとをスゴイと思っているのを知ると、気分がいい。安心と躍起のどちらかは場合によるし、その片方が失礼なことも承知だが、それでも。 そういう場合、たいていは当人とべつなスゴイが評価されてのこと。自分のもって…

ニュースクリップ:2007年06月

http://kiwofusi.at.infoseek.co.jp/2007-06.html もはや自己満足とすらいえない謎のクリップ。 ニコニコ動画のクリップは月の途中にマイリスト機能に切り替えました。

学習についてさいきん切に思うこと

いままでの学習はトップダウンともボトムアップともつかないものだった。「――ならなんでも」という趣味に対する構え方は学習に対しても同様であった。枠組みの内部ではなく、その外部を指向する、枠組み自体のあいまい化または拡張に学習のあり方をみていた…

文脈について

もろに個人的なメモです。「参考」にしてください=僕の「文脈」を奪ってください(笑) 私日記 - 私の文脈はがまの油と等価です。 明らかに僕の言葉遣いが悪いなあと反省する。というのも、僕は「文章から読み取れないもの」と「文章から読み取れるもの」と…

わたしとあなたの文脈争奪戦

馴れ合いって専門用語を駆使した学術論文に近いものがある。言葉は概念を表すが、その概念がお互いに通じていなければ言葉の意味がしぼむ。馴れ合いの場合、概念っていうのは、あのときこういうことがあったね、とか、おれってこういうやつだけどさ、みたい…

新しいサービスやツールを利用しはじめると過去を参照して密度の濃いコンテンツを形成したくなる

新しいサービスやツールを利用しはじめると、過去を参照して密度の濃いコンテンツを形成したくなる。というのは、僕だけでしょうか。プロフィールを書くときって、わりとそういうことを意識すると思うのです。新しい領域に足を踏み込むわけですから、その枠…

クリップ:2007年05月

http://kiwofusi.at.infoseek.co.jp/2007-05.html 絞り込みと既読の非表示をつけてみました。わーい。 ついでにはてブのブクマ数もつけときゃよかったか。

カミナリが聞こえる

いろいろな測定をする番組だった。 舌の長さを測るコーナーだった。 水着の女性がたくさんいて舌を出していた。 蛇の舌との比較をする予定だった。 蛇が大量に投入された。 虹色の蛇などのファンタジ。女性たち騒然。 映像を観ている番組の出演者も騒然。 女…

文量は意味のからだ

『フューチャリスト宣言』を再読しようと思った。さきにつけた付箋が明らかに邪魔なのですべて取った。数えたら51枚だった。4ページに1枚貼っていたのか(笑) もともと付箋は言及ポイントを忘れない(探すのに手間取らない)ためのもので、また日記として(…

意味ショート

意味は代替可能だ。 課題は意味をもつ。課題は目標だ。目標はそれを片付けることで手続きが完了する。その完了をもって意味の達成を示す。うまく組み立てられた教育によって次第に目標と意味は短絡する。おかげで戦略的思考のリソースが節約され、意味の回転…

本読み・趣味

小説を読む。文学としての背景にはあまり知識がない。関心がないわけではないが、あまり気にしていない。物語に興奮するだけでもいい。頭が悪いとは思わない。ひとのひとに対する作用に、または個人の閉じた内面に、注目するときもある。思想や主張を読み取…

なぜ書くのか/書くこと

思ったことを書く。本能的できもちが元気になる点がよろこばしい。表現に関する瑣末を気にしなくてよい。その素直な性質から波長が合えば読み手のこころを強く揺さぶることも期待できる。しかし意図の介在する余地はない。姿勢による部分も少なくはないが、…

フォルダとタグ

のちがいって、空間的制約が想像されるか否か、っていうのあるよね。もちろん、想像されようがされまいが、仮想性は同レベルなんだが。なんのこっちゃ。

同人誌と表現を考えるシンポジウム

ウェブ上のレポ充実しすぎやろwwwww 人類の書きエネルギ(謎)はすごいなあ……。 ウェブは恐ろしいなあ。こんなんみとると自分で書くことなくなるやん。 いまさら何を書けと。環先生サイコー。とかミーハーぶってみるスタンスでよいだらうか。思ったこと…

荒井玲子『UMLは手段』

新しいことについていけてない上司さん向けの本……? というのが印象。 文章はとても平易で、エピソードを織りまぜて親しみやすい構成になっているけれど、UMLについてほぼ予備知識をもたない僕からすると、用語の遣われ方にややわかりづらさを感じた。素人は…

あなた

すごいひとがいっぱいいる。そんなひとからの関心を受け止めることに恐れおののく。知識や経験とはべつなものを。べつな層にあなたを立てる。視線はすれ違う。いつか、同じ地平で向き合うことを夢みて。

新聞と世間コミュ・キャパ

新聞を読んで気づいたことがある。世間には思う以上にたくさんのコミュニティがある。組織や派閥といったものを含める、かなり広い意味で捉えるなら。もっと直接的に「ナントカ愛好会」とか「AをBする協会」とか、いろいろある。そして、それらのどれもが…

著作権・仮定・シンプル

ある授業で著作権についてやっている。とあるフレーズの引用について、それが盗作であるかどうかということを考えた。 授業のおわりのほうで掲示板に匿名で意見文を書くということをやった。いや、匿名じゃなくてもいいんだけど、匿名にできますよっていわれ…

講義のまんなかで自習を叫ぶ

興味のある講義、ある程度知識のある講義ほど、話を聞かずに読書をするのに適している気がする。好きなんだから聞くだろって話なんだけど、関心があるからこそ、聞くに値しない部分、聞いてもつまらないところ、というが際立ってくる。それを判定する言葉に…