昨日の補足1:評論の読み方

試験にでてくる評論には設問がある。設問には答えられないが、たしかに読めているのだ!という主張は愚かだ。設問に答えようとすると読める。読み方が、あるか、ないかの、違いだろう。指示語を埋める、抽象する、構造をみる、そういう設問への答え方が、そのまま読み方なのだ。読み方は慣れれば洗練されていくが、読み方が、あるか、ないか、という差は無意識には埋まらない。読み方を忘れているのではないか、という話。