2013年アニメふりかえり

対象:現時点でその作品の第1話から最終話までをみたもののうち、とくに印象深いもの。

アイカツ!(第1話〜第50話)(2012年秋〜2013年夏)

序盤から中盤は気軽に楽しんでいたのだけれど、第37話を起点に、それから最終話までずっと、アイドルがみずからの道をつくっていく物語にみえた。緊張感をもってみれて、それに応える、決断の物語だった。

AMNESIA(アムネシア)(2013年冬)

毎話、毎話、楽しみで、それからどうなるんだろう、はやく続きをみたいといつも期待しながら楽しめた。

AKB0048 next stage(2013年冬)

満を持して膨れあがった第1期からの期待に応え、さらに第2期への期待をあおる物語上の問題提起(第1期で保留されていた重要概念への言及)を詰め込んだ怒濤の第2期第1話(第14話)。第4話(第17話)では「総選挙」において、第6話(第19話)では「襲名」において、アイドルをとりまく視線、熱気、輝き、その質感をえがききっているように感じる。

ダンガンロンパ(2013年夏)

序盤は新鮮で楽しめたが、キーワードである「絶望」が終盤まで取り残されていたのが、そこからがおもしろかっただけに残念だった。

リトルバスターズ!〜Refrain〜(2013年秋)

ただただ毎話、美しく刺激的なお話に没頭した(自分は物語上の謎を素朴にスルーできるたちらしい)。

全体的に

1話単位で個人的な満足感を10点満点でつけている。点数の高いものを挙げてみるとこうなる。

上位5作品のうち4作品が「第2期」ということで、長くみる作品は安心感とか自分なりの見方のようなものが形成されて、満足感が上がりやすいのかもしれない。上位4作品を自分がどう楽しんだかを思い出すと、何かしらの意味で冷静さを奪い取る作品に強い満足を覚えるのだと思う。ダンガンロンバ、AMNESIA、Free、ネプテューヌなんかは、「たしかにおもしろかった」という感想になるが、AKB0048GJ部、俺妹なんかは集計して眺めてみると、なんでこんなこと(点数)になっているんだという気持ちがある。

結語

AKB0048みましょう。

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