自然発生した調べ学習はこんなに楽しいのか……。
きをふしの下宿地である浜松に新しく城北図書館が開館しました。大学の後期授業がはじまりました。などなど諸因ございまして脳みそがとても元気になっております。やはり大学の先生はおもしろいのだということが実感できたのが非常な喜びです。理系の先生だとおもしろさを表現しにくいのでしょうか……。いわゆる「一般教養」な講義も入って、いよいよ思いえがいていた「大学の講義」が始まりつつあるのを予感しています。もう「パソコン教室」もございませんし(笑)
まあそういうことはさておき、新しい図書館に何度か通っての所感を記しておきます。関心が波状していく感触はなにものにも代えがたいですね。そしてウェブがいかに調べ学習に向いているかを再認識しました。こういう「臨場感」に関するサイト論は書いた覚えがありますね。たまにこういう波に乗るんですよねえ。
図書館┬→▼ハード └→▼ソフト ▼ハード┬→建築┬→ユニバーサルデザイン │ └→アフォーダンス理論 ├→「場所としての図書館」→教育(*1) └→▽ICチップ ▼ソフト┬→▽図書館情報学 ├→情報システム→ソフトウェア開発(*2) └→読書論(*3) ▽ICチップ┬→RFID→ユビキタス ├→電波・電磁波→絶縁体・誘導体(*4) ├→プライバシー └→ISBN ▽図書館情報学┬→メディア・リテラシー ├→情報組織化・検索→数理学 ├→電子書籍┬→知的財産権 │ └→「本が本を読む」 └→サポート(*5)┬→ユーザビリティ ├→ヒューマン・インタフェース └→情報格差・デジタルデバイド
(*1) 子どもを図書館に連れるお母さんはすばらしいなあと思った。 あと城北図書館のヤングコーナーにときめいた。 ライトノベルの棚を充実させて中高生をばんばん釣ればいいと思います。 (*2) 浜松市立図書館の検索・予約ページが重すぎる。 あと「携帯サイト」ってどこだよ(笑) デザインに関してもわかりやすいとはいえない。 こんな程度しかできないのか? と正直、思った。 ちゃんと勉強して情報技術を身につけておこうと思った。 (*3) 新しい本屋、図書館に通うのはおもしろい。 みえない本がみえてくるようになる感触が。 個人(僕)にとって図書館の価値はいかに決まるか、 ということをふと思った。 たまたま一冊の良書をみつけただけで「ここは良い図書館だ」 と感じてしまうのは勝手だけれどなあ。 (*4) きょう自動貸出機にビニール袋ごと読み込ませてみて疑問した。 これがバッグだったら、ぷちぷち袋(厚いプラ)だったらどうだろう。 ICチップって電磁波を飛ばすんだよなあ、うんぬん考えて、 なぜだか化け学の調べ学習をしていました。 不導体は直流を遮るけれど、交流(電磁波)に対しては誘導体とのこと。 (*5) 新しいシステムを導入したてということで、 戸惑っている利用者も少なくないようにうかがえます。 職員のかたはおおむねていねいに対応していらっしゃいます。 こういうハイテクなカラクリに躊躇を覚えるかたもいるだろうから、 いかに気持ちよく利用にみちびけるかは重要なところですね。 自動貸出機を使ってみたところ利便性はばつぐんだと感じました。 いまのところ受付で借りているかたも多いようにうかがえます。 受付だといちいちバーコードを読み込んでいるようでしたが……(? 僕自身「これって同時に読み込めるんだよな? 12冊でも?」 「ビニール袋くらい大丈夫だよなあ?」とためらっていたので、 こういったカラクリが最大限に活用されるには時間が必要でしょうね。
- 参考ページ
- スラッシュドット ジャパン | 静岡県浜松市が、市立図書館所蔵の200万冊をICタグ管理
- 城北図書館 内覧会レポート
- 写真がたくさんあるのでかなり雰囲気がつかめると思います。おれも閉架みたい(笑)
- 浜松市立図書館
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- mixi - 日記検索「城北図書館」
- 「場所としての図書館」をめぐる議論
- bookscanner記 - 本の電子化の「あちら側」