2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大変だ!

寝てばかりで書くことがない。

卒研テーマを決めるなんて考えちゃダメ

読み飛ばすところ↓ 研究の流行とか意義みたいなものは学生にわかりづらい。興味のあることに、むかしは盛り上がってたけどいまはねえ、とかいわれると、むっとするが、べつに知ったことじゃない。星の数ほど細分化された研究テーマがあるのに、どうして視聴…

特集とインタビューは雑誌の武器

人工知能学会誌の1月号を読んだ(目次はまだリンク先に載ってない)。ベテランから学生までAI研究に関するさまざまな抱負が特集されている。人工知能の可能性を高らかに語るものもあれば、専門的な研究の紹介もあって色とりどりでおもしろい。ほかの学会誌で…

大丈夫です、へらへら

「大丈夫です」と言うのは、大ざっぱに三つある。それ以上は言及しないでください。根拠はありませんが自信があります。根拠をもって、または成果の一部を根拠に代えて、成功を保証します。でも、根拠のない自信を堂々と主張するのは恥ずかしい。根拠か成果…

語彙と思考

サイモン『システムの科学』をすこし読む(第2版を読んでいたが、第3版も出ている→asin:489362167X)。 ちゃんと読んでいないのだが、企業の最適化において古典的な理論は通用せず、最大化過程を用いるか否かは問題にしなくてよいので、進化論的主張が最適化…

知的好奇心をみくびるのはどこでだれだ

卒業研究の中間発表をみて思ったのだが、文系の卒業研究は動機づけの自由が大きいのだろうか。つまり、解決すべき問題を抽出し、しかるべき方法を検討する、という典型的なフォーマットに縛られない。もちろん、文系の卒業研究とひとくくりにするのは暴論だ…

戦略における意図と結果の倒錯

北陸は東海よりも寒く、一戸建てはワンルームよりも寒い。雪だか雨が降るし薄暗い。帰省してやることもないので外に出ず食べて寝るばかり。もとから刺激を求めていないので飽きるもくそもなく滞在に苦痛はない。そのくせに慣れというものが蝕むのか帰るのが…

test-driven reading

『Head First Java』(asin:4873112796)をちょっと読む。オブジェクト指向などのテクニックがなぜ必要かスムーズに理解できてる。たとえば配列からArrayListへの謎解きのような導入が見事。 知識を整理するとストーリは省かれる。しかし知識の価値を知るに…

文献管理

はっしゅ先生のところでJabrefという文献管理ソフトを知る。(2008年度に出会い、もはや手放せなくなったwin&webツール - ミームの死骸を待ちながら) JabRefによるBibTeX文献管理とJab2HTMLに従って簡単にインストールできた。BibTeX文献情報のWeb検索を参…

シンプルな道具が優れているなら、目的がシンプルってことだろう

手帳でも買おうかなあと思って下の言葉を見つけた。なぜ手帳がほしいのか思い出した。 戦略1:手帳は選ぶものではない。必要になるものだ! SH(手帳と文房具のレビューサイト -好かれる人の手帳術-) ソフトウェアは、お客様が目的を達成するための手段でし…

人工知能学会『知性の創発と起源』(知の科学シリーズ第1巻)

知の科学的な理解に関する論文集。人工知能学会誌の特集がもとになっているみたい。構成やその案内に気が遣われていて、おもしろい仕上がりになっている。創発という概念やシステム論そのものについては詳しく書かれてない。あえてそういったものを柔軟に捉…