2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「味見のやり方」を教えてくれたひと

ビッグマウス厨房という料理動画シリーズが好きだ。 ビッグマウス厨房をみて、料理の手法に「味見」というものがあることを発見した。「味見の姿」を初めてみた感じがした。 「味見」というのはフィクションだと思っていた。鍋のなかの汁をおたまですくって…

本を読みたくない理由

本を読むことがある。本を読みたくない理由はたくさんある。 難しい本が読めない:難しい本は読むのに時間がかかる。時間をかけてもわからないことが多い。 知らない言葉にイライラする:疎い分野の評論や、人名や地名が記される文芸全般において、知らない…

黙る、殴る、逃げる

どういうときに黙るか。 ぎょっとしたとき みたことがないもの、派手なもの、意外なものをみたときにぎょっとする。ぎょっとすると何も考えられなくなる。それに対して近づきたくないと思う。 板挟みがあるとき 前提と答えが矛盾するときに、答えを出すこと…

ごはんがうまく炊けない

百均で土鍋を買ってから土鍋でごはんを炊くようになった。このまえ買った米がうまく炊けないので困っている。芯が残ってしまう。それ以前は、強めの火で8分、弱めの火で8分でそれなりに炊けていた(鍋底が小さいのであまり強火にできない)。 うまく炊けるよ…

その他大勢のわれわれ

アイドルのお話で、アイドルの姿をみてアイドルを目指す女の子は主人公の典型だと思う。主人公は成長して、その姿をみてアイドルを目指す女の子がまたあたらしく生まれる、という展開も典型だと思う。目指すひとが、目指されるひとになり、それが繰り返され…

抽象化と発想が関係する風景を思い浮かべていなかった

きっかけ:抽象的≒客観的、なはずがない 『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』を読みはじめたとき、言葉がぜんぜんはいってこなかった。森博嗣は「抽象」という言葉に「客観」を結びつける。「具体」には「主観」と「論理」を。僕は逆…

蛇口を閉めてください

機械に焦らされる。無粋であると感じた。(a)しかしその機械はだいたい時間で動くので、時間に焦らされているのではないかと感じた。そしてもともとに自分の時間の使い方に焦らされているのでは。(b)機械でなければ何になら焦らされても無粋に感じないか。人…

NO NAME

「その他大勢のわれわれ」のなかの「われ」。「われ」は「その他大勢のわれわれ」というシルエットが生まれてやっとひとにとどくのであって、「われ」は「われわれ」にほかならない。 映画『舟を編む』を観た。辞書というのは小説や評論の本と違って作者をあ…

ガードレールの内側で興味がないことを勉強する

ひとの優れた成果をみると楽しい。その成果が自分の興味に重なるとなおさら楽しい。まもなくきもちが沈んでいく。興味のあいまいさゆえに錯覚できた希望の光は、優れた成果という絞りに遮られる。おかげでいくらか先がみえるようになるのだけれど、向こうま…