2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ダイアリ名変更

故詠みのベル→反言子

リスク

自転車が溝でガタンッってなって徐々に空気がなくなっていった。おそらくパンクしているがとりあえず空気を入れてみて延命を望む。こんなことにならないためにも常に空気を満たしておくのが望ましいが、なぜかチャリのタイヤに空気を入れるのは億劫である。…

城繁幸『若者はなぜ3年で辞めるのか?――年功序列が奪う日本の未来』

おもしろい。年功序列のことがよくわかった。というか、全然知らなかった。 文系の院進学による不利とか、天下りの背景とか、みんな年功序列というキーワードですっきり理解できるんだね。 第3章「若者にツケを回す国」は皮肉めいた論調がとても愉快だった。…

杉村太郎『絶対内定2005』

前半しかちゃんと読んでないけど、すごくおもしろかった。戦略について考えている大学生は読むとおもしろいんじゃないかな。 ま、ワークシートに取り組んでいない時点で、僕はこの本のもつポテンシャルの一割ほどしか受け止められていないだろうけどね。 ↓の…

ほかにやり方を知らないから

いままでに図書館から得た利益(謎)を考えると、これからの人生において本を買うことをためらう必要はないように思う。利益というのはあまりにぼんやりしているので、単純化に極論を重ねて言うなら、図書館から今後の人生において1000万円に相当(謎)する…

桜庭一樹『ブルースカイ』

すばらしい作品で、まともに語れる口をもたない。とかいってなんか書いてみた。自己満足が過ぎる。し、ぜんぜん語りきれていない。 全部を通して、言語というテーマが深く関わり合っているように思える。 第一部、マリーが記憶を語るという形式で書かれてい…

柳瀬尚紀『日本語は天才である』

なんとも役に立たなそうな愉快な本だった。まあ言葉遊びの本。 言語って集合知みたいなもんやなあと思った。 ただ、日本語まぢヤベーってスタンスなのに、外国語の表現をこんな具合にうまく訳せますよって言われても、なんか微妙だ。べつにそれがメインって…

坂村健『ユビキタスとは何か――情報・技術・人間』

ユビキタスについてとてもわかりやすく書かれていた。おもしろかった。 技術のマネジメントやガバナンス、また理念といった、インフラ・イノベーションゆえの技術に対する接し方は大切だなあと思った。とくに、環境が人を読むのではなく、人が環境を読むのだ…

記録・表現・意識

文字を出していると文字通り「思っていない」ことが出てくるわけだけど、それって考えてるときとか、脳内会話しているときと何も変わらない。意識できないことが目の前に現れてしまうから、これは本当に自分なのだろうかと同一性に疑問をいだくのも、それが…

にっき

現実世界における体験は自分の文脈に引きつけるビリティにおける射程距離が大幅に拡大する機会が多い。しかしその引きつけによってたしなむ情報、いわば仮想世界のおもしろさに本質をみるとすれば、どこかしらの欠陥を感じずにはいられない。どうすればええ…

あるところに光があった。そこに男がいた。 またあるところに闇があった。男がいた。 光でも闇でもないところ。やはり男が。 光における男は光とよばれた。闇は闇と。 光でも闇でもないところにおける男がよんだ。 光は闇をアナタとよんだ。闇は光をオマエと…

そのうち更新されるだろ

と思っていたら大間違いだ。

金銭コストと時間コスト

コストといえばお金。だったから、時間コストという言葉を聞いたときはびっくりした。時間の、コスト。はじめてのケミストリーだった。 日々に時間というコストを費やしている。家でパソコンの前に座っているときもそうだし、授業中につまらない話を聞いてい…

『ネットワーク系電子出版物の書誌調整に向けて――メタデータの現状と課題』

なぜ索引がない。 WARP WARP-国立国会図書館インターネット情報選択的蓄積事業 ロゴがかっこいいなw 河合美穂「国立国会図書館のインターネット資源選択的蓄積実験事業(WARP)及びデータベース・ナビゲーション・サービス(Dnavi)について」p.57 こう…

対岸のわたし

強い感情はこころのリソースを奪う。 自分のことしかみえなくなる。 ひとのことしかみえなくなる。 いまのことしかみえなくなる。 さきのことしかみえなくなる。 強い感情は自分かひとを欺瞞する。 自分かひとに不利益を与えるか、または勝手に不利益を得る…

ならば、わたしのあるべきところは

インターネットのない生活なんて考えられない。もちろん、そのせいで時間を浪費することはある。だからといって、「ネット断ち」なんていうものは考えたくもない。どこに行くにも、ネットにつながりたい。ウェアラブルとかユビキタスにはあまり興味がない。…

現在と未来、世界と格差、情報と機械と人間

未来はあるものでなく、その未来に「する」という意思、その未来に「なる」という結果のみを語るに尽きる。もちろん、あるべき姿に必ずしもできるというわけではない。意思の関わる余地なく結果がみちびかれたのだとしたら、それこそ未来はあると断言されて…