溜まった価値は誰が紡ぐの?

『うぇぶろry心理学』について補足。本書では、ウェブログの重要なところは記録が「蓄積」されることである、と主張されている。溜まった記録を読み返すことで「歴史の流れ」が見えてくる。
たしかにそうだけれど、だれが読み返して、そして流れを見るのだろうか。一部の研究者やヘビー・ユーザを除いて、この忙しいウェブで歴史を振り返ったりするブロガーは少ない。自分の過去ログを振り返るのさえ大変なのに、他人の「蓄積」に目を向けることなんて、よっぽど惚れていないとありえない。

(中略)
だれか「墓ブログ」とかやったら?
(補足の補足:あたりまえだけれど、僕だって「蓄積」を大切にしたいと思っている。「蓄積」が失われるのは悲しい。でも、どうすればいいかは考え中、ということです。)