時間

だいたい悩み始めたころは手遅れであって、あるいは気張らないと追いつけない位置にあって、あとはただ深く沈んでいくだけ。悩むひまに事が退くのではなく、もはや退くしかない事に悩むことがまとわりついてくる。仮想フラグっていうのは脳裏をよぎったべきなのだ。!でも?でもなくべきなのだ。べきは電球のかたちをしている。!や?と同じように頭の上を漂う。べきは光をともして機能する。片っ端からべきを点ける。とても明るくなる。そう簡単ではないと予感しつつ、うまくいったたまたまにおいて簡単であったと振り返る。べきはどこから湧いてくる。