意味ショート

意味は代替可能だ。
課題は意味をもつ。課題は目標だ。目標はそれを片付けることで手続きが完了する。その完了をもって意味の達成を示す。うまく組み立てられた教育によって次第に目標と意味は短絡する。おかげで戦略的思考のリソースが節約され、意味の回転が効率化する。成長が無意識下化し、ヒトは賢い動物になる。
課題はときに自分に与える。使命とよびたい。辞書的には使命という言葉は外から与えられるもの、つまり課題に近いが、「使命感」と言ったときの主観的な側面をここで強調したい。使命もまた目標だ。片付けることで使命は完了する。その完了をもって意味。
使命は課題に干渉する。もしくは、課題という前提は使命という可能性を殺す。ゆえに使命は自覚を要する。逆に、自覚が前提されないとき使命は不可能だ。まずはここから始めよう。外部からの原則によって退けられた選択を取り戻せ。
天秤に掛ける。意味の代替可能性・不可能性を引き合わせ価値を傾ける。公平な審判は難しい。
ひとひらの羽根が。
いけないことなのか。そこが第二段階。
または道草。意味まるごとをすり替える場合。そのとき、天秤に役割はない。評価を加える余地はない。枠組みそのものを矛盾させる。もうひとつの第二段階。
結果オーライ? 残念、緊急着陸