消費

すてきなものに触れているとしあわせを感じる。しかし消費だ。わたしに関する社会的評価にはつながらない。
けれど消費と生産にそれほどの違いがあるか、とも思う。多くの場合で、ある。けれど一方で「気にするに値しない」ことも多い。対立そのものに対する無視、あるいはただありのままに。
わたしは現実に対する関数なのか。入力に対応しない出力、出力に対応しない入力によって、豊かさが生まれる。
わたしはただわたしがしあわせなようにありたい。ときどき、それでいいのかと悩めばいい。それだけ。
ああ、浅はか。