リスク

自転車が溝でガタンッってなって徐々に空気がなくなっていった。おそらくパンクしているがとりあえず空気を入れてみて延命を望む。こんなことにならないためにも常に空気を満たしておくのが望ましいが、なぜかチャリのタイヤに空気を入れるのは億劫である。それでチューブごと取り替えて金がかかるのを嫌がるのだから、リスクに対するマネジメントがずさんであるといわざるをえない。リスクというのはおうおうにして、それをマネジメントするほどの余裕においては深刻さが紛らい、発祥したのちに後悔するという潜伏性をもつ。刹那的と批判される判断も同じ構図にあるが、かといって、予測に予測を重ねたような深刻性に囚われて戦略を練ることが必ずしもしあわせとは限らない。リスクなんて魔法少女の名前でたくさんだ。