がんの練習帳

がんの練習帳(新潮新書)

がんの練習帳(新潮新書)

うぇーい、おもしろかった。創作と説明を織り交ぜた易しい文体で楽しく読める。いや、楽しくはないけど。有効な治療法は3つ:手術、放射線抗がん剤。別の専門でセカンドオピニオン大事。放射線治療のハイテクっぷりがよくわからなくて、日本に技師的な人材が全然いないっていう話になるほど。最初は1個のエラー細胞見逃しから検査で見つかる5mmとか1cmまでに15年、それが2cmになるのに2年。何の検査をどのくらいやるのかっていう具体的な根拠。本の最後には死についてのポエムもあってお買い得。

初学者のための現象学

初学者のための現象学

初学者のための現象学

薄くて読みやすそうな本だけど、どうなんだろう読めるだろうかという感触。教科書的な難しさがありそう。めっちゃ最近の本(2015/4)。原著は2003&2007。

男性漂流

フォロワーさんが言及してて。男性ひとりひとりに数年〜10年かけて定点観測して。うえすごい。読み始めたけどおもしろそう。