興味の外部化

「もうすぐ返さないといけない本どれだっけ」「予約の本が届いてたと思うけどいつまでだっけ」と思うことがたびたびあって、その思いは要らないので消したい。3つ図書館を使っているのですがいちいちログインして確認するのが面倒なのでデータを取ってきてまとめて表示できるようにしました。

プログラムは https://github.com/kiwofusi/lib_crawl です。URLに「clis」または「winj」が入っている図書館システムを使っている方はすこし書き換えれば使えるかもしれません。

技術的な特色はとくにありませんが、予約待ち日数を「予約日」「現在の順位」「総予約数」を使って予測したら意外とそれっぽい数字が出ておもしろかったです(リトルの法則)。しかし結局順位の方が知りたいので(上の表示からは)消しました。

予約した本というのは自分が興味を持った本であって、順位が小さいのは自分がまもなく読むことになる本ということなので、自分の近未来の興味の変動要因が一望できるのは思ったより興味深いなと満足しました。これは図書館システムの余白たっぷりのリストを見ていても気づかないことで、単純に一覧できることによって受け取り方に質的な違いが生じるのはおもしろいです。