浜松ITカンファレンス2010に参加しました!

2010年2月20日浜松ITカンファレンス2010の感想など。
講演者の宮原さんに電波をもらったのが個人的に一番盛り上がりました(笑)
Twitterログを転載しました→Twitterログ #hic2010

参加者層

人数:会場(200席?)がほぼ埋まるくらい
男女比:ほぼ男性
服装:スーツ少なめ
年齢層:若め
(サーバの?)仮想化を使っているか:半々くらい
仮想化をバリバリ使っている:数人
学生:数人
県外・市外からの参加者:不明(運営さん、アンケート結果教えて)

杉山さん「HMTL5.0、CSS3.0が与える今後のビジネスへの影響」

HTML5.0、CSS3.0というタイトルながらFLASHAIRの話題が盛り込まれているのがおもしろかったです。HTMLは規格にすぎない(IEが対応しないと普及しない)という発言が刺激的でした。AIRがデザイナに注目されているという動向を知ることができてよかったです。技術的な面からもこれらを比較して理解したくなりました。
Google先生クラウドによってITにおけるコンサルやインフラの比重が小さくなっていき、デザインの重要性が大きくなり、またデザインと開発の距離が近くなるというのが杉山さんの分析および予想です。これからどんなスキルを身につけるべきかを考えるうえで参考にします。その背景にオープンソースソフトの普及があり、こちらにも興味がわきました。

宮原さん「プロが教える仮想化入門」

仮想化については予備知識がなかったので難しく感じました。しかしクラウドコンピューティングと対比することでだいぶイメージを具体的にできたと思います。仮想化は結果としてコストを削減するメリットをもち、クラウドはコストを適正化するメリットをもちます。手軽にWebサービスを開始できるのがクラウドの利点ですが、ある程度の規模になるとサーバ仮想化を用いてシステム構築することが必要になるのでしょう。
仮想化もクラウドも手軽に試せるアプリやサービスがあるので、まずはそれを触ってみたいです。

まつもとさん「Ruby創始者から開発者へのメッセージ」

Hello World」を出力するプログラミング言語をつくるのに六ヶ月かかったという話に驚きました。プログラミング大好き、言語大好きを自称するほどのかたでも、それだけ難しい問題なのですね。
新しいオープンソースソフトをつくるのは先進国のひとが多いという話が興味深かったです。新しいものを生み出すのは日本人の苦手分野というイメージがあるのですが、OSSコミュニティにおいては違うのでしょうか。ある程度の余裕がないと、変なこと(?)に取り組むのは難しいのですね。

まとめ

技術の中身だけでなく、技術の歴史や動向を理解することが、結局は価値のある技術を見極め、また身につけるために重要であると思いました。そのためには技術の食わず嫌いを避けなければ、ですね。