苦悩する科学
◆『苦悩する「科学」―22人の最先端科学者が挑む"神の領域"』
タイトルにある「苦悩」という言葉から、ネガティブなイメージを持たれるかもしれません。しかし、これは「痛みを伴う構造改革」のごとく、現代科学の急激な発展を意味するものです。
現代科学はいま解体期にあるそうです。それは科学がいままで取り組んでこなかった“生命の複雑さ”などに目を向けはじめたからです。単なる分析を超えた全体的な視野から物事を俯瞰することで、新たな発見がなされていくことでしょう。
各分野の代表の科学者22名へのインタビューがまとめられた、現代科学を知るための最適の書です。