うーん?

とらしうくんにブクマされて嬉しくなったので読み返したみたけど、「独りであることをひとに伝えたい矛盾」っていうは、さいきんよく思う、実時間と対象時間のずれに関する問題だよなあ。言葉で語りたい状況があるとして、その状況は言葉で語るという状況によって上書きされてしまう。そうなると、表したい時間とは別な時間に身が置かれてしまって、あれ、いまはいつだってことになる。実時間をそのまま表現するには「おれの姿をみよ」ってことになるんだけど。この矛盾っていうのをもうちょっと説明すると、独りであるという現在をひとに伝えようとすると、ひとに伝えるという行為が現在となって、語りたい意味内容が抹消されるっていうこと。なんかそうやって考えるとたいていの表現がオカシイことになってしまうような。実際のところ、何か興奮していて、それを語ろうとするとき、ひとにライブ感は十分に伝わるものだけどね。だからおれの悩みのほうがどっかオカシイ。