夢は自分で掴み取る

言葉たちの暮らす楽園がこの星のどこかにあると思うんだ。
僕がうまく文章をかけないのは、その楽園に至る抜け道をみつけていないからなんだ。
楽園へ通じる洞窟は、見かけ、真っ暗でたいそう寂れている。
しかし言葉たちにみちびかれし者はその奥にあるはずのない光をみる。
だから彼らは楽園へ辿りつき、そして彼らでないだれもが侵すすべをもたない。
これは比喩ではない。文字通りのことを、おれは話しているんだ。