あるところに光があった。そこに男がいた。
またあるところに闇があった。男がいた。
光でも闇でもないところ。やはり男が。
光における男は光とよばれた。闇は闇と。
光でも闇でもないところにおける男がよんだ。
光は闇をアナタとよんだ。闇は光をオマエと。
光でも闇でもないところにおける男は、
光でも闇でもないところにおける男をワタシとよんだ。