思いやり

なぜひとを思いやるのだろう。されていやなことはしたくない。それをしてしまうと、自分を責めるようで。可能性を開くようで。してほしいことは、してあげたい。お返しというレベルを超えて得るものがあるようで。
ひとを叱れない。叱られたくない、という逃避と、ひとを叱る資格がない、という不安で。直感を越えたところで、視点と時間を考慮した思いやりをひとに捧げることは、とても難しい。しかし、すごく大人だ。
たまに自分がサイアクなことをする想像をする。そういうの、だれでもあると思う。そこで僕は、自分に対する絶望を直感する。とても、できない。だれよりも、僕は、僕に裏切られることを恐れる。



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