興味、集中と狭窄の倒錯、気づかず

大学生になってからいろいろと勘違いすることが多い。勘違いというのは、自分ではしっかり考えていたつもりなのに、ある日ものすごく狭い考え方をしている自分に気づく、というたぐいの。深く考えているつもりなのに、狭く考えているだけだったみたいな。おもしろくないと思っていることが、魅力を探し出せていないだけだったような。
それも真剣であることの一側面なのだと思う。だから、きっと気づくはず、という前提で、とくに深刻に捉えるつもりはない。でも、気づくたびに、いやな自分がいることに気づく。間違っていた、というよりは、抜け出せていなかった、感じ。囚われていた。たぶん自身に。
シンプルに、ニュートラルに。それは難しい。意識しては矛盾するし、ある日ふと気づく瞬間がなければ軌道修正もままならない。だからしるしは刻んでいく。それが答えではないけれど。