中島孝志『どうにも素敵な文具術』

ファッションとしての文具、仕事のための文具、文具を使いこなすメソッドなど、広い視点で文具へのこだわりが感じられる。営業というのはまさに自分を売り込む仕事なのだと思った。全体として、記録することの大切さ、使ってこその道具、という主張が感じられる。

仕事がはかどりすぎて困る!どうにも素敵な文具術

仕事がはかどりすぎて困る!どうにも素敵な文具術

記録は過去と未来を結びつけるものだ。アメリカでは日記がセラピーとして活用されているらしい(p.74)。3年日記とか10年日記みたいなのもおもしろそう。願望や会いたい人を書き込むと、本当に会える、というのはなんとなくわかる。(p.62-66)。さいきん知った言葉が新聞でよくみつかるとか、そういう感覚を、より明確にしたようなものだろう。To Be, To Do, To Have, To Meet, To Studyなどの識別もすごくしっくりくる(p.67-68)。

記録、記憶、ブログ - 反言子