だれはだれから頼っているのか

あまりがんばらずに生活してきた。がんばることの楽しみや理由がないから。比較的、いまはがんばりつつあるように思う。べつにがんばってないけど、とくにがんばらない理由もないな、と思いはじめた。
ひとに相談する、という思考回路があまりない。悩むことは自分にしかできないと思う。しかしそれは語彙が食い違っていて、判断することにひとの手を借りたいことも、突き詰めれば必然かもしれない。ひとに悩みを相談することはやはりないけれど、ひとに判断を相談することに、すこし必要性を感じつつあるのかもしれない。
甘いとか甘えるとか甘やかすってなんだろうって思う。甘えることは、すくなくとも僕にとって難しい。それを含めて、甘えたいと、ばくぜんと思う。
世の中の、ひとにも頼って生きるひとたちのみんなが、その過程を踏まえているのだとしたら、僕は恥ずかしい。