ceekzさんの講演を拝聴しました

2010年07月07日追記
講演者によって資料等が公開されました→吉田光男 (YOSHIDA Mitsuo) - 自然言語処理グループ



大学院GP*1のイベントとして@ceekzさんの講演を拝聴しました。年齢もそんなに変わらない、同じ学生という立場でながら、さまざまなウェブサービスの開発や運営を経験なさっていることがわかり刺激になりました。
内容については@stiqさんよる講演メモをご参照ください。また当日のTwitterログ #ceekzGPもあります。
ウェブサービスの魅力としてアイデアや運用まですべてひとりできるとおっしゃっていましたが、技術からビジネスまで幅広く興味をもてるのは不思議にも感じします。なんとなく、雇われていたほうがらくなんじゃないの、という思い込みがあります。自己マネジメントとか責任とかひぃって感じです。
しかしてっくてっく設立にあたっての、学生への報酬のあり方や、新しい働き方に関する考えには共感できました。メンテフリーのウェブサービス、品質の高いソフトウェアによって保守コストが下がってらくに儲けられるという観点は目から鱗が落ちました。
研究と仕事の両立に関するお話が一番おもしろかったです。社会に与えるインパクトと学会に与えるインパクトの違い、産業界と学術界における課題のずれを踏まえ、それでも工学のゴールをビジネスと捉える姿勢に一貫性を感じました。仕事上の課題を研究で解決するというスタイルにも憧れます。
継続によって信用を得ることや、自身の能力を把握することの大切さについては、反省するところが多かったですw

*1:GPっていうのはベストプラクティスのことで、教育を向上させるための企画を文科省の支援を受けつつやっていこうという取り組みです、たぶん。