高根正昭『創造の方法学』(初版:1979年9月20日)
方法論が、どうやってつくられて、どうやってつくれるのかに興味ある。あるいはディシプリンとかパラダイムとかいうものも。
社会科学の方法論の本。筆者の体験談に教科書的な解説がきれいに溶け込んでいるので、楽しく読めて勉強になる。概念(理論、抽象)的な世界と、具体(経験、客観)的な世界との往復によって視野を広めようという筆者の提案は、人生論としてもおもしろい。
- 作者: 高根正昭
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1979/09/18
- メディア: 新書
- 購入: 49人 クリック: 368回
- この商品を含むブログ (58件) を見る