Twitterのリストを管理するツールがほしい、あるいはポエム

「設計」以前の準備運動みたいな感じで書いてみる。

Twitterのリストを管理するツールがほしい。

やりたいこと1:応援しているアイドルグループのメンバー全員のツイートを読みたい。公式サイトにはアカウントの一覧はあるが、Twitterのリストは用意されていない。アカウント一覧を改行区切りテキストに貼り付けてボタン一つでリストがつくれるようにしたい。

やりたいこと2:リストの管理は公式アカウントにやってほしい。そのほうがファンとして安心できるという気分的な問題で(「アイドルグループの○○ちゃんのリストを作りました。みんな使ってね!」って一ファンの自分が叫ぶのは寒い)。好きなアイドルグループのリストを用意するという作業自体はむしろ自分からやりたい。自分でつくったリストを運営さんに伝えて、了承した運営さんがボタン一つで公式アカウントにリストをつくれて、それをファンのひとが参照できるようにしたい。

機能1:シンプルなインプットによってリストを作成できる。たとえば、TwtitterID一覧の改行区切りテキストを入力することでリストを生成できる。

機能2:AさんのリストをBさんが自分のリストとして複製できる。またはAさんのリストを、Bさんの既存リストに上書きすることができる。

機能3:Aさんは、自分が作ったリストをこれは本来Bさんが管理するものだと判断し、Bさんにリスト複製機能の利用を呼びかけたい。Bさんが呼びかけに応じた際に利用するわかりやすいページを用意する。欲しいことは、BさんがAさんの意図を理解できること、Bさんが処理の内容を理解できること、Bさんが処理を簡単に実行できること。

Aさんが自分のリストをBさんに複製してほしいというお願いを「リスト作成リクエスト」(または単に、作成リクエスト)とよんでみる。

Aさんが自分のリストをBさんの既存リストに上書きしてほしいというお願いを「リスト更新リクエスト」(または単に、更新リクエスト)とよんでみる。更新リクエストはなんとなくソーシャルコーディングにおけるプルリクエストに雰囲気が近い。

リスト更新リクエストは「0件〜複数件のメンバー追加」と「0件〜複数件のメンバー削除」によって差分を表現できる。差分はその更新処理によって「何が起きてしまうか」を表したものであり、Bさんはそれを理解した上で更新リクエストに応じるべき。処理を実行する直前で、この差分をわかりやすく表示する確認ページが必要。

既存ツール

つけったー : Twitterリストまとめサービス
http://tsuketter.com/
リストのマージ。サービス終了済み。

Twitter List Copy
http://projects.noahliebman.net/listcopy/connect.php
ひとのリストを自分に複製するツール。

STYLE4TAB : Twitterのリスト管理に使ったWebサービス2つ!
http://blog.livedoor.jp/terble/archives/22586201.html
リスト作成ツールとして「ICOTILE」はかなり使い勝手がよかった。ただフォロー済みのユーザから選ぶので、自分がやりたい「公式サイトとかに書いてあるアカウント一覧を取ってきてリストつくりたい」には直接は使えない。

有用性

運営だろうとファンだろうとだれかが一個ちゃんとしたリストつくってくれればそれでだいたい事足りるし、なかったら自分でつくって自分で読めれば自分にとってはそれでいいので、自分が満足するという観点においては、上に書いたやりたいことは、べつにできてもできなくてもそんなに、っていう感じ。

ポエム

あるまとまりのリストって、やっぱりそれがタイムラインになるっていうところが魅力で、一日っていう流れのなかでファミリー感あるメンバーたちのツイートがより合わさって一本のつなとして読めるのが魅力。単にメンバーの一覧です、メンバーのツイート一覧です、っていうんじゃなくて、グループのきずなを機械的に可視化して強調できるのがリストなんじゃないかと思う。だからそのリストの管理っていうのはファミリーの大黒柱である運営さんがやるのが理想的だと思う。でもそれは運営がちまちまマウスをクリックしてリストをつくる作業をすべきだっていうのとはちがくて、そんなのは謎のちからによって一瞬で済むのが理想だし、でもメンバーが増えたとか減ったとか、そういう節目を運営さんが認識するというこころの動きの副作用として、現実の人間の動きをリストっていう機械の世界に反映する機会があれば、とか思うのは、いやもうさすがにそこまでは思わないのだけれど。

応用

イベントごとに出演者全員のリストつくりたい(読みたい)みたいなのある。これ、イベント毎に作業する必要があって、改行区切りテキストで登録できるみたいなのはそれなりに有用そう。ここで実現したいことってハッシュタグでもいけそうなんだけど、やっぱりハッシュタグって人間の手で1ツイートごとに意識してつけたりつけなかったりつけ忘れたりするのって現実的じゃないし、そういう意識の元に集約されたツイートって、無造作なツイートのより合わせであるタイムラインに比べるとファミリー感みたいなの減りそうな気がする(あれ、ポエム書くつもりじゃなかったのに)。