第01回

やはりこのゲームは楽しい。手始めに「はるかぜとともに」をクリアした。「グルメレース」には一度目で勝てた。楽しい。懐かしい。「メガトンパンチ」はおもしろすぎる。ただタイミングを合わせるだけなのに。「刹那の見切り」は傑作だ。あの感覚は、そう、思い出すものだ。刹那を見切るその痺れは、いまも昔も寸分たがわない。
小学生のころには気づくよしもないのだが、ゲームには意外と大人のしゃれっ気が込められている。カービィに対して「なやみのないやつです」というのは、いまでしか笑えないことだ。面が変わるときの演出が細かかったり、マリオがいたり、なにかと愉快である。
このゲームの魅力は「スーパーデラックス」の名のとおりバラエティ性にある。まだまだおもしろくなっていく。そう記憶している。ここにも物語がみつかるのかもしれない。メタナイトはしゃべったりするんだっけ。なんだか夕暮れの風景が浮かぶぞう。そういえば、このゲームと平行して「マリオRPG」をプレイしていた。どちらを先にクリアしたんだっけ。