2

さきほどの夢の補足を加えつつもう10分書いてみる。といっても、うーん、なんだろう、そうやって数を重ねることはテキストプレイではないというか、そもそもべつものだし、べつにテキストプレイをやるわけじゃなくて、この行動をそれという既存の言葉に当てはめて略している、そういわば略しているということに過ぎないことは念頭においていただきたい。当たり前のようにふつうの文章だと改行するところだがしないなぜかしない。改行はけっこう重要というかそれがあるだけで文章が文章にみえるという便利なツールなのであえてそれを禁じる理由というのはない気がするのだけれど、それによって書き手がどういう影響を受けるかというのは些末で捉えにくい事象であると思う。さてさきほどの議論なのだが、僕は自分がやめることを、その権利があることを前提に、店長の言い分を僕に対する説得に過ぎないということを自分で信じた上で、そのうえで店長の僕の人格に対する言及、つまりは彼自身の価値観に対して僕の価値観をぶつけることでしか成立しない言い争いでしかないことを、また僕は信じる。つまり議論ではないし、もしあのとき店長が議論をしているつもりだったのなら、彼はただバカだったということである。僕が辞めることを止める正当な根拠を店長はもちえなかった。だからといって、僕は店長に何もつけず、放り投げるように退職?っていうのかな、辞めることは、ましてやばっくれて自然消滅するというのは、自身の価値観にそぐわないことまちがいない。ので、そういうことはできない。店長の言い分は、バイトをやめられると業務上に支障が生じるという事情もありながら、たかがバイトもできない人間が、という人格批判がメインにあったように思う。人格批判といっても、べつに不毛だと言いたいわけではなく、その主張ももっともであり、僕も真摯に受け止めるべきであると判断したからこそ、あの言い争いが成立した。議論と言い合い、権利と人格、そういうものを分けたところで僕の信じるものを核にすえて話す限りで、店長の意見はきっと僕のこころを揺るがすものではない。僕の文字通り思っても見なかったことを店長がおっしゃったのなら、そのときまた僕の価値観をもとにその言葉を査定すればよい。それによって僕の価値観がなんの変化をも要しない、つまり僕の信頼、信念の系に矛盾が生じない限りで、僕の考えていること、というか僕の精神はまったく安定しているし、店長に折れることはない、ということだった。改行。そのまえにみていたもうひとつの夢を思い出したい。かなりるろうに剣心に影響を受けていたような気がする。さいきんアニメをみていたのです。京都編だけですが。それで、まあ夢にはよくあるような、自分が生命の危機というか、そういうレベルの緊張感におかれているという、ゲーム的なアレです。なんだか和室のような祖母の旅館だった家みたいなところと、高校みたいなところが混ざっているようなところだった。階段を上って畳の部屋に行ったらひとがたくさんいて、何かを観ていた。スクリーンに映っていた。気づかれてはいけなかったが気づかれた。逃げられない。僕はいなかった。主人公的な人格と、そのコピー、あるいは裏、または真のようなキャラクターがいた。それが危機に侵されていた。部屋の中心、ああじかなんあい