虚/実−二元論

問題:AKB0048に我々に会いに来るか?
虚/実−変換論:2次元AKB00482.5次元NO NAMEを媒介して3次元我々に会いに来る。
虚/実−平行論:AKB0048はおらず、我々に会いに来ない。
虚/実−超越論:AKB0048は超越世界を媒介して我々に会いに来るがそれは不可知である。
虚/実−一元論:アニメをみている我々はAKB0048に会いに来られている。
虚/実−信仰論:AKB0048は我々に会いに行くよと言っているのだから会いに来る。
虚/実−機能論:我々のアニメ視聴はAKB0048に会いに来られることと同じ効果をもつ。
虚/実−テクスト論:AKB0048は特定の登場人物に会いに行くよと言っている。
虚/実−創作論:会いに行くよというセリフがアフレコされ放送された。
悲観系:AKB0048は我々に会いに来ない。平行論。テクスト論。創作論。
超越系:AKB0048は我々に会いに来るが、それを説明できない。超越論。信仰論。
現実系:AKB0048は我々に会いに来ると言うことができる。変換論。一元論。機能論。
問題と解答の整合性:「会いに来るか?」という問題には「会いに来る」または「会いに来ない」と解答するのが整合的である。よく整合しているのは平行論と超越論くらいだ。
問題の分析(AKB0048):架空のアイドルグループAKB0048
問題の分析(我々):現実の「私」を含むひとたち。「私」を含む「名もなき者たち」を「我々」としている。これは架空のモブ「名もなき者たち」を現実の「名もなき者たち」に拡張した概念である。
問題の分析(会う):会うとは。
問題の分析(会いに来る):これから起こることを表現している文体である。
一元論と機能論は「会いに来る」という文体に整合していない。変換論にもその欠点がありうる。超越論もそうだ。
テクスト論では、会いに行くのは架空のモブに限定される。我々とは架空のモブの外にいる現実のモブである。
儀式を通過したものは変換論を受け入れやすいと推測する。
創作論では、続編をつくるために売り上げに貢献しろというメッセージを解釈できる(商業論)。一元論と相性がよい。