「エアコンをつけたり消したりする」

「エアコンをつけたり消したりする」よりも「つけっぱなし」のほうが消費電力が低いという説について、再現可能な実験レポートを知りたい(募集したいのではなく、単に知りたい)。平然と「エアコンをつけたり消したりする」とだけ書かれているのをみると「私のライフスタイルをあなたが知っているのは当たり前」という前提に驚く。
べつに実際に「つけっぱなし」にしなくても、以下のことを確かめればこの説がわかる。「消費電力が大きいとき(たとえば定格消費電力)のほうが、消費電力の小さいとき(たとえば定格の半分)よりも効率が悪い。ただし効率とは、動かす熱の量を消費電力で割った数である」。この主張を見かけない。よく見る主張から読み取れることは「消費電力の大きいときは消費電力が大きくなる」というほどの意味が大概だ。