あまりもの戦略

あまりものに価値を期待することがある。あまりものとはなんだろうと考えると、あまっているのだから需要がないというのと、たまたま残っているのだから基本的な需要はある、という二通りが思い浮かぶ。あまりものにひとけはあるのか。ないってことでいいや。あまりものにひとけがないとすると、あまりものをひとりじめするのは簡単だ。つまりあまりものにあるのはひとりじめ簡単性だ。
たとえば図書館の学術書大学図書館の文芸書は余っている。ただしいこれらは減るものではないのであまりものというのはおかしい。むしろ予約が増える。ひとけという観点ではあまりもの性が高い。
あまりものはおいしい。