逆制度化

人間がおのずとパワーを発揮するための仕組みを整えることが制度化。だから制度化はパワフル。パワフルな恩恵がある。
その根源からして制度はパワーを指向しているけれど、それへの制度の挫折が形骸化。
パワフルな制度があるのはパワフルでいいんだけど、そのせいでパワフルじゃないアプローチがけなされるのは窮屈に感じる。パワフルな制度はノリノリだ。だから仕方ないところもある。逆にその慣性が、制度が形骸化を避けられない事情ではないかと思う。だから裏道をゆくことは、単なるひねくれにとどまらない意味をもちうるのではないか。