ウォール街〜、こういう訳書ですって感じの小説は苦手……。その場で返却。
久兵衛はその場で読んだ。サービス業のなんたるか的な。「顧客満足度」とか用語にするまでもない当然でしょと。お客さんのノートつくって何から何まで書いて代打への共有。クオリティを守るために、決められたことを守る。コハダの仕込みのチェックリスト、これ「チェックリスト」だ! 板前はエンタメなところもあるが、指導するひと・裏方で仕切るのが向いているひとも。安定して仕事を続けるために、ひとが辞めない環境、ひとを育てることを真剣に考えているなあという感じ。でも一方で努力と時間(ひととおり仕事を覚えるのに5年、熟練するのに10年)が成長に不可欠なことが前提としてあって、厳しさと現実的・経営者的な優しさの両方があるって感じで、著者の真剣さに好感をもった。あとがきで、仕事転々とするのも否定しないけど、全部の仕事を試せるほど人生長くないからどこかで「清水の舞台から飛び降りる」ように決断して一個の仕事に全力を尽くさないと前に進めない、と聞いて、あーって感じ。
その問題〜、おもしろそう。
データ解析。メタ認知的なところから始めて、高校生とかのときの自分が読んだら「なんだこの本!?!?」って興奮しそうだな。