資格、XML、Ruby、UML

大学生なのに資格にこだわった勉強をするのはもったないという意見がある。資格をマイルストーンとして活用できないわけではない。目的そのものが資格に近いとき、あるいはうまく道筋が見出せないとき。自分で価値判断、決定を下したうえで、テストで点を取るための勉強に励むのは、高校生までのそれとはべつだ。
情報技術において資格とは何か。資格は最低ラインしか示せないと思う。資格の有無で給料を左右するような会社は、間違いとは言わないが、手抜きだなあと思う。しかし新卒レベルなら資格で個性を示しうる場合もあるのだろうか。専門性の高い資格を取った場合。「○○ならわかります」という際の根拠としては便利そうだが。どちらにせよ明確なメリットを求めて資格を目標にしても仕方がないと思う。
テストで点を取るための勉強、それ自体が実になることもある。基礎として知識をある程度網羅することはたぶん大事。ガチの理系ならみんなやってるはずのこと(ひどい偏見)。院試でも。つくれる、つくれない、というレベルではなくて、それ以前だけど、なんか、ちょっと根本的な、なんだ。知識はあっても損しない。

基本情報、シス開

http://www.jitec.jp/1_08gaiyou/_index_gaiyou.html
典型的な最低ラインの看板。
なんか秋から新しくなるのか。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071116/287420/?P=2&ST=solution

XMLマスター

XMLの勉強はしておいて損はないと思う。試験の内容もなんか教科書的で、ふつうにXMLをベンキョウすれば対応できそうな感じ(というか資格ってそういうものか)。プロフェッショナル(アプリケーション開発)まで取れたらおもしろいかも。両方15750円。
http://www.xmlmaster.org/

Ruby技術者認定試験

これもふつうにRubyをベンキョウすれば対応できそう。10月から上のランクの試験がはじまるらしい。
http://www.school.ctc-g.co.jp/ruby/rubycertify/
http://www.ruby-assn.org/
つーかこれ試験日程がわからんのだが……。15750円。
上のXMLも同じだな。いつでもいいってこと?
http://www.prometric-jp.com/

UML

はたして大学生がUML関係の資格を取ることに意味があるのか疑問。「モデリングできます」って言えるのはたしかにいいかもしれないけど、いま自分が何かを生み出すうえで有用なスキルかといえばずれる気がする。一応モデリングには興味あるけど、なんかまだいい。
UMLモデリング技能認定試験(UMTP)とOMG認定UML技術者資格試験プログラム(OCUP)がある。 UMTPがUML2.0に対応したいま、どちらがとくにいいとかはないのかな。OCUPは世界標準。UMTPのうほうが業務レベルに近い? なんとなく(国内の会社なら)UMTPのほうが通りがよさそう。
http://jibun.atmarkit.co.jp/ad/fyi/24vneutral/vneutral01.html

まとめ

UMLの資格はいらない。Rubyはまだよくわからない。XMLは取りたいかも。とにかくランクがある資格の場合できる限り高いやつまで取りたい。最低ラインを示すんじゃなくて、スキルの裏づけとして使えるような。