2008-03-27から1日間の記事一覧

根井雅弘『経済学の歴史』

難しそうなので後ろのほうだけ読んだ。エピローグと読書案内がおもしろい。 20世紀の理想、社会主義の実験と挫折、それから資本主義の多様性。 気になる本:『国富論』『組織の経済学』『資本主義の未来』『市場・知識・自由』『経済学とは何だろうか』『複…

麻生幾『宣戦布告』

とてもおもしろかった。『国防』に書かれていることが劇的に理解できた。 憲法が武力行使を認めていないこと、ROE(交戦規定)がないことを「いびつな国」「国の体を成していない」と言い表すことにおもしろさを感じた。加筆完全版 宣戦布告 上 (講談社文庫)…

実川真由・実川元子『受けてみたフィンランドの教育』

親子で書かれた本。娘さんの体験記と、母親による解説。どちらの視点もおもしろくて、メリハリがあって楽しく読めるし、何より親子で一冊の本をつくるということに感銘を受けた。雑多な資料などもなく読みやすい。受けてみたフィンランドの教育作者: 実川真…

石破茂『国防』

語り口が親しみやすく、わかりやすい。国防作者: 石破茂出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/01/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (56件) を見る現実として、武力や兵器なしには平和(均衡)を保てないこと。日本の兵器の性…