解釈記

四コママンガに見出しは必要であるかという疑問、あるいは小見出しのたくさんついた文章はいかにも記事な感じがしてついついクリップしてしまう症候群

やばい。わけが、わからない! 評論とは何か。わたくしは主にこのふたつに分類している。 おもしろがり方を説明する。 問題と解決を記述する。疑問符から感嘆符へ。 みなさまにはお教えしませんが、わたくし、きょうとてもおもしろい妄想をしていました。物…

「おもしろくない」という批判ほど弱いものはない

鍵本聡『理系志望のための高校生活ガイド』p.184 覚えられないもっとも大きな原因は、第一に「メリハリをつけずに覚えようとしている」ことにある。流れもわからずにすべてのキーワードを同じ重みで覚えていくのは無謀だ。社会の暗記に苦しんでいる多くの理…

良い文章は、良く書かれたのでなく、良く読まれるから

僕というひとに興味をもっているひとはいましょう。ありがたいのですけれど不思議である。いつ、なにから、どのようにか。ところで、読み手の気持ちを「役立つ」から「あれ、大好き!」へといざなうことは(おとなの小論文教室、2000-11-15)、ウェブにおい…

文章を書くときに「これから」を見通す余裕などない

ウェブ日記の書き方についてはよく語られる。読み手を想定するという話がそのひとつだ。3人とか四人とかのアレである。僕はそういう読み手に応じて読まれ方の変わる多重的な文章、すなわちザンノヒトの言ういい文章でしょうか、そういうのは書けない。読み…

「私の読書論」というタイトルで1200字の文章を書きなさい。

◆「私の読書論」というタイトルで1200字の文章を書きなさい。 自分探しの時代らしいから、こう仮定しよう。読書の目的とは、書を読みわたる探検によって「わたし」を探し出すこと、つまり「座右の書」の探索である、と。 僕には「座右の書」がない。ひと…