高田高史『図書館が教えてくれた発想法』
図書館でバイトをはじめた彩乃ちゃんが職員さんの10分講義を受けたりして、調べ物を身につけていく、すてきなラノベです。id:kunimiya:20080212:p1KU。
- 作者: 高田高史
- 出版社/メーカー: 柏書房
- 発売日: 2007/12/01
- メディア: 単行本
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立体的な観点をもつことの重要性が説かれている。観点とメディア(事典、歴史、民俗学、児童書、雑誌、ネット)は絡み合っていることがよくわかる。いろいろな見方ができるのは、いろいろなモノがあるからこそだ。逆に、モノの特性を知ることでその見方を考えることもできる。もっといえば、いろいろなモノがある以上、いろいろな見方をいつのまにか教えてくれるのが図書館(などの情報機関)なのだと思った。
図書館のお話だと瀬尾まいこさんの『図書館の神様』も好きです。
- 作者: 瀬尾まいこ
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2003/12/18
- メディア: 単行本
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