哲学

心の科学における「内観」に関する下調べ

考えたいこと 心の科学を展開するうえで、自分のきもちや考えについてじっくり考えること(内観)は不可欠だと思う。それは、じっくり考えることについて解明する方法にはじっくり考えるプロセスが不可欠であるという直観と、ひとをたくさん集めなきゃいけな…

研究のオリジナリティは目的にしか見つからない

客観的でオリジナリティのあるレポートを書きなさい - 反言子 想像を評価してもらおうなんて甘えてる - 反言子 レポートのオリジナリティについて、第3回。個人的な考えとして、レポートに想像を書くことは許される。想像に出題者なりの評価を求める権利はあ…

想像を評価してもらおうなんて甘えてる

前回、レポートに想像を書くときどのように正しさを主張できるかについて考えた。來村先生の記事*1を読んであることに気づく。そもそも、研究者は想像を評価してもらうなどとは思わない。先に挙げた生物学の先生も、想像から得た研究成果をこそ自負している…

客観的でオリジナリティのあるレポートを書きなさい

レポートをやっつけで書いて提出した。ある論題について論理的・客観的に回答せよ。評価項目としてオリジナリティ・独創性(自分だけのアイデア)、論点・構成のおもしろさ(新しい展開)、論理展開の妥当性と簡潔さ(文献による根拠)が挙げられる。つまり…

西垣通『AI――人工知能のコンセプト』

人工知能というのれんをくぐったらそこは哲学だった。 20年前に書かれた本だが、コンピュータの歴史や背景などを概観するうえで非常に見通しがいい。人工知能の歴史はコンピュータの歴史であり、コンピュータの歴史は社会と哲学の歴史であるなどと思ってしま…