随筆

機械で読む→精神で読む

いまどきは機械で本を読むことがある。本というパッケージに限らず、機械で読む、ということがある。機械で読むことは、操作することで読む。操作には、ボタンを押すとか、画面に触れるというのがある(ここではフリックよりもタップを想像している)。 ボタ…

書くというくさび

ふとした疑問というものが出てくる。その疑問というのは論理的にうまく構成されていなくて、言葉を質せば溶けて消えてしまうような疑問だが、発想の種という観点からは捨てられない。 「なぜ制約によって質が上がるのか」という種は、制約は観点を内包するか…

幸福に生きない脆い童貞

「素晴らしき日々」というゲームに「幸福に生きよ」というメッセージがある。これは作品の「表のメッセージ」だと思っている。裏もある。けれど、表である。僕はこの表のメッセージに、いくつかの言い換えが浮かぶ。内側に生きよ。生に生きよ。思考・言語・…

抽象日記書き

なんか、みて、思って、formedな言葉にならないから、日記することもなくて、それにもまた価値があるのではないかと合理化して、けれど「それ」はだんだんと、というか翌朝にかけて急速に忘れるだけではないかと予測すると、やはり汗をかいて書くってことを…

ポイ捨て禁止?

なんか、書こうとしていること、いくつかあって、やっつけないとなあと思っていたのに、ちょっと道を行き来して、パソコンの前の椅子に座ったら、何も書こうとなれなくて、おかしいぞ。 仕方がないので、あったこと、および、あったことに付随する思ったこと…

着想:制約は観点を内包する(問い:なぜ制約によって質や生産性が上がるのか)

なぜ制約によって質や生産性が上がるのかと思って、書こうとしたけれど、このときはただの疑問でしかなくて、日付を埋めただけだった。 一つの回答が浮かんだ。すなわち、制約は観点を内包する。観点:ものの見方、ものへのひかりの当て方。連想的に言い換え…

宮殿が壊れて迷宮になる

こんな動画をみたことがある。(3.14分なのですぐ見終わります。) こんな珍言がある。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createEle…

役が生命であるとき

物事を整理するための、ロール(役割)という捉え方があります。あるひととか物、それ自体と、それがもっている役割を区別することで、すっきりと物事を整理するための捉え方です。 たとえば、ある組織に属するひとびとを整理するとします。あなたはその組織…

読むと語りたくなったり語りたくなくなったりする

なんか読むでしょ。語りたくなるでしょ。Amazonのレビューみるでしょ。もう、いいや。 で学習するでしょ。なんか読むでしょ。語りたくなるでしょ。Amazonのレビューみたくなるでしょ。みてはいけない(戒め)。苦しみながら感想を書く。それは「望み」じゃな…

脳内でフェルミ推定するアホらしさ

暇人\(^o^)/速報 : 面接でトンチ出されたと思ったらトンチじゃなかった件wwww - ライブドアブログ フェルミ推定の問答パターンって就職受験術としてたぶんみんな知っている。仮定と計算によって答えるっていう。でも、○○を××として仮定します。仮定し…

めしが食いたい。めしを食わせろ。

めしが食いたい。とても食いたい。これからめしを食うのは簡単だ。自宅のあり合わせでもよいし買い物をして帰ってからそれを食うのでもよい。ローソンにAmazonの荷物があるからそれを受けとって、ハンバーグとかの総菜を買って帰ってもよい。ローソンにはビ…

いい気分:ひとりで考え事/ひととおしゃべり

風呂に入っているときとか、とくにそのあと、風呂から上がって着替えたりっていうときに、とりとめのない考え事が起こることがある。なんかやらなきゃって焦っているときは、焦りばっかりが大きくなって、考え事をしている気にはならない。考え事が進捗して…

知的マッチョこわい

研究とか知識労働とかいうやつはいわゆるデスクワークであって体育会系的な価値観・方法論とは対照的である、体育会系はクソだ、敵だ、みたいに思いたいきもちがある。でもぜんぜんそんなことない意見があって、あほか、クソか、と思う。ただ世の中が自分に…

道を越えて

「AKB0048」というアニメにはAKB0048という架空のアイドルグループが登場する。この作品の舞台(宇宙)ではいくつかの星で芸能が規制・禁止されている。AKB0048はそのような星でゲリラライブをおこなう非合法アイドルグループであり、テロリストと称されるこ…

書くこと

書き始めは奇蹟みたいだ。ただの時間的先行じゃない。ただの時間的先行が書き始めになれるのなら、書き始めは意識に先行する。気づいたら書き始めている。書くことは記述:思考から時間次元を取り除いたもの。では思考は時間的なのか。時間的最初の思考が、…

欲求をパーする

問題という言葉がある。創造性について語るときに出てくる。問題発見とか問題解決という言葉に派生する。 我々の使命はお客様の問題を解決することです、っていう主張があったときに、問題……?みたいな違和感がありうる。問題というフレームで多様な仕事を解…

なぜ制約によって質や生産性が上がるのか

疑問。

きもちいい違和感

アニメの声優の演技を聴いていると、違和感を覚えることがある。そんな違和感を思い出してみる。ここでの違和感の対象に批判の念はない。僕が感じる、きもちいい違和感である。 声が変1 独特の声質として評価されている声質があるが、僕はそれについて、変な…

学びのための:リソース←リポジトリ←インデックス←パターン←目的

学ぶために利用できるものが、意外と、知らなかったけれど、あるものだなあと、大学のなかで思ったことがある。本とか文献およびそのデータベースっていうのはもちろんだけれど、自主ゼミとよばれるような活動あるいはコミュニティなんていうものがあるのは…

栄養について

栄養という概念がある、定義は知らない。おそらく小学生のころ、家庭科や、教科に限らない食育とよばれる試みによって、われわれは栄養概念についての知識を自然と身につけている、と期待する権利はだれにでもある。主な栄養は三種類、または五種類に分類で…

ごはんにふりかけをかけて食べたい。AKB0048をみるひとが増えてほしい。

ここ何度か知がどうたらとか古めしか式サイト論的日記(誤変換)を書いていて、もっと書き足すところ、もっとていねいに書くところ、もっとくあしく書くところは摘出可能だけれど、さあそうしようという気分がないので、これはだれでも知っている言葉でいう…

期待の裏切りを期待すると物語を楽しむことを失敗しやすい

評判のよい作品がおもしろくなかったことがある。 期待した作品がおもしろくなかったことがある。 このさまを「がっかり」という。 評判のよさは(僕の)満足の大きさと無関係ではないか 評判のよい作品がある。評判は、点数の代表値(平均値や中央値)や、…

情報に挑戦するとき

情報の雨に傘をさすまでもないという特筆的感覚を日記した。この内容を説明的に記述すると――世の中から得られる情報にはおもしろいものがいろいろあるけれど、それらは他人の問題意識や興味に基づくものだから、自分の人生において自分自身が考えることほど…

情報の雨に傘をさすまでもない

なんの拍子かは忘れた。id:AltNightが@altnightを更新していないことに気づいた。ブログはいつもどおりいくつか更新があったので、いつものように楽しく拝読した。あるとな(ここではひとの名前をよぶというより、作者あるいは情報原を指し示す識別子として…

さしせまり

ことを為す意欲について考える。習慣がある。やりたいというきもちがある。やりたい、よりも強迫的なきもちがある。使命感、義務感、危機感などとよべる。また、理念、野望がある。理念、野望は大きく遠い。大事を為す者は理念、野望を抱いているように思う…

重層的ロールモデル:憧れ、指導者の内面化

アニメ「AKB0048」の話でも。 「AKB0048」は13歳そこらの少女たちがアイドルを目指すお話だから、少女たちを指導・管理する大人たちが周りにいる。でも総支配人なんかはどこか子どもっぽさというか、冷静さを欠いて不安定にみえるときもある。総支配人はその…

こんなとき

日ごろ、わくわくすることは。スーパーで食べ物を見て回っているとわくわくする。いつものスーパーの品揃えなんてそう変わらないのに飽きもしないものだ。よく変わるところもある。問屋から在庫をまとめ買いしましたという安い(こともある)お菓子が積まれ…

あこがれ

好奇心にあらがわないさまには魅力がある。その結果は無礼や下品でありうる、誠実や爽やかでありうる。これらは択一される問題であるか。これは無礼ではないか、下品ではないか、そのような気遣いを意に介さないことに、悪意のなさ、裏表のなさ、俗にいうむ…

目標と下位問題

目標の達成に、本質的でない下位問題が伴うとき。下位問題の切り分けは、目標の本質を理解しないとできない。下位問題の切り分けはさらに、下位問題の解決を理解しないとできない。目標の達成のために、その学習の過程において一度は必ず、目標に臨み、目標…

「ソフトウェアの複雑さ」がよくわからない

ソフトウェア開発の難しさについて考える。 ソフトウェアの複雑さについて、またソフトウェアの成長についての、二点を考える。 「ソフトウェアの複雑さ」がよくわからない 大規模なソフトウェアは複雑であり、それが開発の難しさだという意見はよく聞く。こ…