2008-01-01から1年間の記事一覧

理解したって新しくない

公開鍵暗号とか共通鍵暗号なんていう、高校生のころに本で読んだような雑学を先生が説明なさる授業。忘れているわけだけど。思い出すというか改めて理解している。でも、ちょっと「共通鍵 公開鍵」でググれば、授業と同等以上の説明がすぐにみつかる。スライ…

問題意識

経済は問題と解決によって回っているのではないか、とふと思った。ちゃんと考えない。 問題をみつけて、解決することで、いろいろなものが動く、はたらく。 問題とは感情みたいなものだと思う。納得できないということが問題。違和感すらもてないものは、問…

ひとから教えてもらうこと

ソフトウェアテストに関する授業がある。テストは専門家だけでおこなうべきではなく、組織横断的にさまざまな視野・経験をもったひとが求められる。とくに情報システムの評価はビジネスに関する理解や感覚が重要だから。「テストするひと」を定めるのでなく…

勉強の順番

一般書は予備知識なしで読めるもの。教科書もそうだけど、読むのが大変。専門書は予備知識がないと読めないし、大変。 勉強はひとりでやるものだと思っている。しかし仲間がほしい勉強もある。先生やメンター的な存在がいたほうがはかどるはず。しかしまだ実…

だれはだれから頼っているのか

あまりがんばらずに生活してきた。がんばることの楽しみや理由がないから。比較的、いまはがんばりつつあるように思う。べつにがんばってないけど、とくにがんばらない理由もないな、と思いはじめた。 ひとに相談する、という思考回路があまりない。悩むこと…

合意形成

合意形成とは 合意形成とは、みんなに影響が出ることを、みんなで決めよう、ということだと思った。 合意形成 - Wikipedia 意見の一致。コンセンサスを得る。その過程。議論をする。 『合意形成の理論とテクニック』 合意形成にも定石や技術がある以上、一方…

ブログについて

議論について。ブログは議論に向かないと思う。テキストで議論することが難しいから。議論するための場が不明瞭だから。議論の素人がほとんどだから。ブログでブログを論じたくないなら、ブログを議論以外で使い続けるしかない。それが「メッセージ」だ。 ブ…

いま勉強していること

いま大学の授業で勉強していることをおおまかにまとめてみる。 勉強していないこと 情報工学の基礎は勉強していません。OSや言語理論や論理回路などはさっぱりです。 情報技術 Javaでサーバサイドアプリケーションを構築する授業がある。そのためにJavaの文…

べったり

僕:ネットワークにあいまいに浮遊し、優雅にコネクションをもつとき。 わたし:抽象を極める試み。あるいは「あなた」とのあるべき姿、関係性の抽象化。 自分:抽象的なのにどうしようもなく卑近なきもちを囲い込む。どうしようもなく主観的に客観視する。…

テーマ、ストーリ、プロジェクト

ストーリにはテーマがある。テーマからストーリが展開する。成果はプロジェクトで産まれる。テーマの統一した成果からストーリが補われる。わたしにテーマがあることを、プロジェクトを根拠に、ストーリとして伝える。 ふたつのストーリをもつ。ふたつのテー…

短絡・論理・変換

論理は考えないための筋道だ。訓練は思考を割愛する。形式は意味を、その程度を超えて、別種の意味へと破壊する。 破壊された意味は思考を割愛し幸福へ短絡する。形式を合意し短絡することで逡巡は構造から弾き出る。形式のレベルを変え、信じ合っている状態…

とみづくり

経済学は世界中のひとたちが食べるものに苦労しないことを目指す。いかに分配するかが重要だ。必要なものはそろっており、その流れを支配できるのだとしたら。 豊かな国がより豊かになるには富の増大が前提になる。新しい富をつくりだすとはどういうことか。

富とプロジェクト

プロジェクト・マネジメントについて授業で取り組む。目的があり、複数のメンバで、時間や資源の制限があり、一回限りの試みを達成することがプロジェクトらしい。つまり「やりくり術」だと思う。 本当に「一回」であることなど、存在するのだろうか? わた…

立脚点

現在にいる。興味がある。連続に過去と未来があるし、千切れそうなほどでつながっている遠い先もある。すべて違うと認識したい。だから書き分けないといけない。役に立つ言葉ほど味気ないものだ。

ToDo

id:bummyに馬鹿にされる。 cf. id:wakizaka:20080412:1207964742

流心力学

さて、着手するかな - S嬢 はてな 瞬発力がないと言われてムカッとした。 @ugnews「@kiwofusi もっと昔みたいに「しあわせの呪いを( ´∀`)9」とか癒されること書いてよん」 癒されないと言われてムカッとした。 「あなた」が「僕」に「いっしょ」などとおっ…

美崎薫『デジタルカメラ2.0』

デジカメの歴史を追っていき、さらにデジカメの機能や周辺機器の発展からデジカメの可能性を探っていく本。カメラってなんだ、写真ってなんだ、という根本的な疑問を投げかけてくる。「画像を検索する」ってどういうことだろう。デジタルカメラ2.0作者: 美崎…

中島孝志『どうにも素敵な文具術』

ファッションとしての文具、仕事のための文具、文具を使いこなすメソッドなど、広い視点で文具へのこだわりが感じられる。営業というのはまさに自分を売り込む仕事なのだと思った。全体として、記録することの大切さ、使ってこその道具、という主張が感じら…

自炊の手抜き術、っていうか味つけの強引な要約

2年ほど自炊した。だいぶ手の抜き方を心得てきた気がする。手抜きっていっても、時間や手間の節約じゃなくて、思考の節約やけどな。 ごはん、和風、洋風、中華、保存・冷凍について自分なりのポイントを思い浮かべる。 とりあえず主張したいことは以下の二点…

いくつかのうそ

アニメを観ていると日々の生活が潤う感じがする。振り返るとそうだった。リアルタイムに、つまり毎週楽しみにして、ではないが、やはりよい作品に触れると脳みそがよろこぶ。ぐっときたり、ほっとする。モニタの向こうは絶対なフィクションだが、断じてファ…

鷲田清一『京都の平熱』

副題「哲学者の都市案内」。ガイドブックでも思い出話でもないし、なんかよくわからんけど、京都のある側面は知ることができると思う。美味しそうな話も多い。京都の平熱 哲学者の都市案内作者: 鷲田清一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/21メディア:…

図書館とかセマンティックウェブとかオントロジー

いろいろひきこもっているあいだにイベントとかがあったみたいで、そのうちこういうのも見にいきたい。 第17回セマンティックウェブとオントロジー研究会 セマンティックWebコンファレンス2008 2008年日本図書館情報学会春季研究集会 資料なども充実している…

きをふし

きをふし - bummy あたまおかしいですわ。 きをふし論 - 反言子

佐藤雅彦・竹中平蔵『経済ってそういうことだったのか会議』

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)作者: 佐藤雅彦,竹中平蔵出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2002/09/01メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 1,058回この商品を含むブログ (278件) を見るピタゴラスイッチとかの佐藤先生が経…

興味って水のなかの水みたいね

春休みは本やネットで遊んだり勉強したりしたかったので、とくに外出していない。興味のあったディジタル図書館ワークショップやデジタル・ドキュメント研究会にも行かなかった。熱いレポを読んで、見にいってもよかったかな、と。 「L-1グランプリ2008 未来…

きをふし論

あんたジャージでどこ行くの: 流れてくる情報を、ただ次工程に流すのは凡人です。 きをふしファンサイト宣言 - S嬢 はてな Gaslight Orange ゆとり世代 くっそ〜、油断してたぜ - S嬢 はてな 稚拙な「きをふし」論 - S嬢 はてな d:id:kiwofusiきをふしに…

香陸という奇跡

いろいろエゴサーチとかしつつむかしの文章などを読み漁っていた。 べつに古い記事ではないけれど、この一節を読んで目玉が零れそうになった。 ゆらめき雑記 : ちゃぶろ、ひっそりと というか、僕の敬愛してやまない 食べたものを淡々と記録するよ さんがこ…

北川達夫『フィンランド・メソッド入門』

写真がとてもきれい。図やイラストがわかりやすい。フィンランドに行きたいなあ、と思った。図解 フィンランド・メソッド入門作者: 北川達夫,フィンランドメソッド普及会出版社/メーカー: 経済界発売日: 2005/10/01メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 575…

高田高史『図書館が教えてくれた発想法』

図書館でバイトをはじめた彩乃ちゃんが職員さんの10分講義を受けたりして、調べ物を身につけていく、すてきなラノベです。id:kunimiya:20080212:p1KU。図書館が教えてくれた発想法作者: 高田高史出版社/メーカー: 柏書房発売日: 2007/12/01メディア: 単行…

根井雅弘『経済学の歴史』

難しそうなので後ろのほうだけ読んだ。エピローグと読書案内がおもしろい。 20世紀の理想、社会主義の実験と挫折、それから資本主義の多様性。 気になる本:『国富論』『組織の経済学』『資本主義の未来』『市場・知識・自由』『経済学とは何だろうか』『複…